| ダダ父通信(号外1) | 構造化された託児 |
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先日、講演会を開催しました。180名もの方々にお集まりいただき、まずは大成功でした(^_^) お母さん方にたくさん聴いていただきたい、できればご両親に聴いていただきたいと思い、託児をすることにしました。どうせやるならと思い、「構造化された託児」をめざすことにしました。 「構造化」とはTEACCHプログラムでよく使う言葉ですが、ちょっとかたくてわかりにくい言葉ですね。 先日、児童精神科医の門眞一郎先生から、「構造」というのは「場所や時間の意味」であり、「構造化する」とは「場所や時間の意味をわかりやすくすること」と考えるとよいです、と教えていただきました。これまでも書きましたように、自閉症児は「場所や時間の意味」がわかりにくいわけですから、いつまでお母さんと離れているのか、遊んでよい場所、何で遊ぶかなどを、見通しを立てやすいように、わかりやすく工夫をするわけです。 以下は、ダダ母が作った「構造化された託児」の資料です。 |
●構造化のポイント●託児のヒント (これはボランティアさんに事前に伝えたものです)
- 対応はマンツーマンで行う。
→なんとなく誰かがみているというのではなく、子どももボランティアさんも名札(宛名シール)を付けてもらい、責任を持ってみることにしました。
- おもちゃ・ビデオなどなんでも場所を明示する。
→ビデオのコーナー、ブロックで遊ぶところなど場所を分ける。ボランティアさんの荷物はペアにして決められたところに置く、など。
- タイムスケジュールを貼る。
→時計の絵とともに、始まりと終わり、そしてイベント(ビデオ・バルーンなど)などを絵と文字で示しました。
- 自閉傾向のある子どもたちは、コミニュケーションに問題があります。普通の会話ができにくいのです。と言ってもちゃんと聞こえているので、ゆっくりと話をしてください。
声かけは、明瞭に、優しく。肯定的な言い方を使ってください。たとえば、モノを投げたときは「拾いましょう」、走って困るときは「歩きます」などです。怒ったような言い方、禁止した言い方、あわてたものの言い方は、子どもたちを混乱させてしまいます。
ダメなことをしようとしたときは、「だめです」「やめましょう」と簡単に注意して、してもいいことに、導いてください。くどくど言うのは、よけいに混乱してしまいます。
いろんなこと勝手に話をする子どももいますが、「そうだね」「おもしろいね」という風に、共感してあげてください。
- 年少の子どもさんの場合、恐怖感を与えない程度に抱き上げたり、振り回したり、体を使った遊びをすることで関係がとれてくることもあります。要所要所で取り入れてみてください。
- 怒りだしてしまったとき、パニックになったときは、声かけは減らして、どこか刺激の少ないところで(部屋の隅っことか)一緒に座ったり、抱っこしたりして、気持ちが落ち着くのを待ってください。
何かものにあたったり、自分や人をたたくようなパニックになったら、後ろからそっと手を取って、させないようにブロックしてください。
- よく動き回るのも、自閉傾向のある子供の特徴です。彼らなりの目的はあるのでしょうが、とにかくなにも言わず、サーと行ってしまいますから、追いかける方が大変です。いちばん大変なことだと思いますが、見失わないでください。さっきまでビデオを見ていたと思ったら、今度は中庭に出てしまっていた、というようなことが起こるはずです。
おとなしく遊んでいるなあと思っても、必ず目のはしに入れておいてください。ウロウロしながら場所の確認をしたり、動く感触を楽しんだりしているのだと思って、気楽に付き合ってください。
- 言葉だけより、実物、絵カード、文字などの方が伝わりやすいです。「電車で遊ぼう」と声かけで反応がないときには、電車のおもちゃを実際に見せたり、その場所に連れていったりしてみてください。トイレも同様で、トイレのカードを見せたり、トイレに連れていってくださると嬉しいです。
スケジュールの下に紙とペンを置いています。絵や文字を書いて伝えたいときに、また一緒にお絵かきなどで楽しむときに使ってください。
入っては行けないところには、前もって赤い×をつけておきます。その印に注意を向けさせて、「入りません」「あけません」と声かけをしてください。
- 親御さんに会いたくなるお子さんも出てくると思います。よっぽどの場合を除いて、会場への出入りはさせたくありませんが、どうしても納得しないときは、内部受付を通じて、親御さんへ連絡をしてもらいます。
案外、お母さん、お父さんの居場所が分かっていると、安心して過ごしてくれるものです。講演前に「ここにいますよ」と子供に確認をさせておくと良いかもしれません。親御さんと相談してください。
- 受付が終わったら、親御さんから子供の注意事項をできるだけ詳しく聞いてください。自閉傾向と言っても、一人一人好み、こだわり、苦手なものは違います。お菓子やおもちゃにも好みがありますので、今回は持参していただいています。どんな遊びが好きか、何に興味があるか聞いておき、カバンの中身も確認しておくと、心の余裕が生まれます。
その他に、・要求はどのようにするか?(言葉、あーと言う音声、指さしなど)・トイレの自立はしているか?・よく動くか?・気持ちの落ち着くアイテムは何か?・文字は読めるか? などは必ず聞いておいてください。
- 今日の講演会のタイムスケジュールを張り出していますので、子供に見せて話してください(できれば親御さんと一緒に)。
4時には、お迎えが来ることが納得できると、とても安定します。ぐずったときも、時計やスケジュールを見せて、「4時になったらお迎えが来るよ」と伝えてください。
託児ボランティアを募集しています!
かわいい、そして超多動(^^;)の自閉症児があなたを待っています。ご連絡ください。
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